今の仕事が合わないから結婚したい、専業主婦になりたいから婚活を頑張ってお金持ちと結婚したい。
そんな風に思って婚活をしている女性もたくさんいると思います。
筆者も、結婚したら辛い仕事を辞められるかもしれない、という
淡い期待がなかったわけではありません。
でも今思うのは、結婚後細々とでも自分の仕事をしていて良かった、ということです。
今回は結婚しても自立していることは大切な理由と、
自立するために必要なことについてのコラムです。
結婚しても自立が必要なのはなぜ？幸福な結婚は、お互いの自立の上につくられる
結婚したからといって夫にすべてを預けてしまう
経済的精神的にも相手に頼ってしまう、と言うのはとても危険なことです。
たとえば結婚後にDVやモラハラ、不倫その他の問題が発覚して
離婚したいと思っても離婚できない。
そのような状況は避けたいですよね。
幸福な結婚は、夫も妻もそれぞれに自立している上で成り立つもの。
互いが相手に寄りかかりすぎず、離れたいと思えばすぐに離れられる。
でも一緒に生きていくことを選択している…それが結婚生活で幸せが長続きするコツです。
結婚しても自立しているために必要なこと3つ
では、結婚後も自立していくために必要なこととは、いったい何でしょうか？
それは、
①経済的自立
②精神的自立
③周囲にセーフティーネットを持つ
の3つです。
次項から一つずつ見ていきましょう。
①経済的自立
健康面の問題や出産育児の面で働けない期間以外、少しでも働き
自分の収入を得た方が良いと考えます。
毎月少しの貯蓄額でもいいので、自分の貯金を持つこと。
いざと言う時、家を出てしばらく生活できる位のお金を目標にするといいかもしれません。
経済的ゆとりは、心の余裕を持たせてくれます。
心の余裕はパートナーとの関係を冷静に見つめることにつながります。
冷静さは、結婚生活もスムーズにしてくれるでしょう。
②精神的自立
「夫がいなければ生きていけない」というメンタルに陥らないこと。
相手に寄りかかりすぎの精神では、夫の立場から見ても負担になります。
また、依存の関係はDVやモラハラの原因になることも。
「夫がいなくても生きていけるけれど、一緒にいた方が幸せだから一緒にいる」
くらいのスタンスでいた方が、お互いに気が楽です。
③周囲にセーフティーネットを持つ
これは、例えば夫婦関係がうまくいかなくなった時に、相談相手になってくれる身近な友人がいたり、
相談できる機関を知っていたりすること。
夫婦関係を客観的に見てくれて、具体的なアドバイスがもらえる人や場所を持っていることは、
貴方の大きな安心になるでしょう。
結婚と共に自立を放棄せず、人生の舵は自分で切ろう
仕事が辛いから結婚して辞めたい、専業主婦になりたい、という理由で
婚活をしている人もいるでしょう。
それらの動機は、決して悪いものではありません。
でも、自分の人生の決定権や、相手と離れたいと思ったときに離れられる自由は
結婚しても持っていた方が良いでしょう。
自分の人生を自分で決められる女性であること。
このような人は魅力的な妻であり、やがて生まれてくる子供にとっても
良き人生の見本となれるのではないでしょうか。
まとめ
結婚生活を大切にするため、あるいは出産や育児のために
人生の一時期に少し仕事をセーブするという時期はあるものです。
でも、自立の手段を永遠に手放してしまうことは、できれば避けて欲しいと思うのです。
妻や母親である前に、一人の自立した人間であること。
そのことが、ゆくゆくは夫婦や家族の幸せにつながっていくはずです。
この記事の著者
Bebe
関西在住の主婦ライター。婚活と美容のジャンルで活動中。
30代から始めた婚活で、20代のパートナーと出会い入籍。
経験を元に、リアルなアドバイスを心がけ執筆しています。