「夫婦別姓ってどうなの?」
「別姓にしたカップル見ないけど、本当にメリットはあるのかな?」
このように考えたことはありませんか?
結婚を意識したときに悩む場合もある「彼・彼女のどちらが苗字を変えるのか?」問題。
苗字を変えたくないから、結婚を先延ばしにしているというケースはあると思います。
この記事では、夫婦別姓にする場合のメリットについてお伝えします。
仕事へ影響がでにくくなる
夫婦別姓にすると仕事への影響が出にくくなります。
苗字が変わると、名刺を作り直したりお付き合いがある人に
あらためて自己紹介をしたりする必要が出てくるのです。
事務的な手続きの負担はもちろんあります。
ですがほかにも、旧姓で認知していた人に
同一人物だと分かってもらいにくくなってしまうリスクがあるのです。
場合によっては、すでに退職したと勘違いされるケースもあります。
夫婦別姓であれば、周囲へあらためて報告する必要がなくなるので、今までどおり仕事ができますね。
喪失感に落ち込まずにすむ
なじみのある苗字のままで過ごせるので、喪失感に落ち込みにくくなります。
私は苗字変更しましたが、当たり前に名乗ってきた苗字でなくなると、
過去の自分を否定されるような感覚がありました。
私のように苗字を変えることが憂うつで、結婚をためらう人は少なくないと思います。
人によっては、心に負担がかかることもあるのです。
夫婦別姓によって心にかかる負担が軽減されると、
結婚の決断をしやすくなるカップルがでてくるかもしれません!
両家の苗字に縛られにくくなる
夫婦別姓になると、両家の苗字に縛られにくくなります。
私が嫁ぐとき「もう苗字が変わるんだから、実家のことは忘れて」と両親に言われました。
ですがはっきりいうと、実家を忘れるなんて無茶な話です(笑)
子どもの立場からすると、実家も嫁ぎ先も変わらずに大切にしたいもの。
私のように「嫁ぎ先の苗字にしたら、嫁ぎ先に尽くさないといけない」という
プレッシャーを感じる人はいると思います。
夫婦別姓は、性別にかかわらず両家の苗字に関わるプレッシャーを感じにくくしてくれそうですね。
名字変更の手続きが必要なくなる
苗字変更に関する事務的な手続きが必要なくなると、負担が軽くなります。
私は1年以上かけて、免許証やクレジットカードなどの名義を変更しました。
名義を変更する場合、書類送付でできるものはあります。
ですが、関連する施設に行く必要がある場合、仕事を休んで出かけるので負担が大きいのです。
手続きにかかる手間を考えると、事務的な負担なくなるのはうれしいです!
離婚がしやすくなる
夫婦別姓だと、離婚をしやすくなるメリットがあります。
結婚もしていないのに離婚を話題にするの?と驚くかもしれません。
ですが大切な話なので、あえてお伝えしますね!
「離婚は結婚よりもパワーが必要」と聞いたことはありませんか?
離婚をしたいけれど苗字変更で受ける影響を考えると、決断できないケースがあります。
パートナーからDVやモラハラを受けていても、我慢して結婚生活を続けてしまうのです。
夫婦別姓であれば、苗字の変更で受ける影響を減らせます。
自分の気持ちを優先できるようになれば、
窮地のときに自分を守る決断がしやすくなるかもしれません。
夫婦別姓のメリットは多様!まずはじっくり検討してみよう
夫婦別姓のメリットは、たくさんあります。
事務的な手続きの負担を減らすだけでなく、心への負担を軽くするなど効果はさまざまです。
ただ実際には、夫婦別姓の選択をするというカップルは少ないのが現状。
ですがひとつの選択肢として一度考えてみると、視野を広げられるのでおすすめです。
あなたが納得できる結論を出せるように願っています!
苗字を変えたくない女性が抱える悩みの深さは、
こちらの記事でもお伝えしていますので良かったら読んでみてください。
この記事の著者
佐藤 ひづき
10年以上の歯科助手歴をもつ、Webライター。
歯科クリニック勤務時代に婚活・街コン参加し、さまざまな恋愛経験をする。
自身が恋愛下手で、友人の花嫁姿を涙をのんで何度も見送った過去から、
婚活を楽しむ女性を応援する記事を執筆中。