「結婚はしたいけれども 苗字は変えたくないな・・・」
「夫婦別姓ってハードルが高いのかな?」
このように考えたことはありませんか?
結婚に興味はあっても、いざ自分の姓を変えるとなるとためらってしまう・・・。
思いがけない自分の心に「あれ。本当は結婚したくないのかな?」と戸惑うかもしれません。
この記事では、夫婦別姓にする場合のメリット・デメリットについてお伝えしていきます。
納得できる選択をするための参考にしてみてくださいね!
どうして?夫婦別姓にしたくなるよくある7つの理由
みんなが、夫婦別姓にしたくなる理由はなにがあるのでしょうか?よくある理由をまとめてみました。
【夫婦別姓にしたくなるよくある7つの理由】
- 女性が苗字を変更して当然と思われるから
- 男女間で不平等だと感じるから
- 結婚でもめるから
- 苗字を変更する理由がわからないから
- 海外は苗字の違いなんて気にしていないから
- 仕事に支障が出るから
- 手続きが面倒だから
夫婦別姓にしたくなるよくある理由は、上記の7つです。
なかでも気になるのは「男女の不平等感」。
私が結婚報告をするときに、体験したことがあります。
嫁ぐことについて触れていないのに、
知人に「なんの苗字になるの?」と聞かれて違和感を覚えました。
違和感の理由は「私だって本当は苗字を変えたくないのに!」と、
心のなかで思っていたからかもしれません。
「苗字を変えたくない」と、私がゆううつになったときの体験談はこちらにまとめています。
よければ参考にしてみてくださいね。
▼「結婚したいけど苗字は変えたくない!」夫婦別姓ができない現状でゆううつになる女性の気持ち
とはいえ、実際に選ぶにはなんとなくハードルが高い「夫婦別姓」。
次では、夫婦別姓を選択する場合のメリット・デメリットについてお伝えしていきます。
夫婦別姓にすると良くなること
良さがわからないと、聞き慣れない「夫婦別姓」を選ぼうとはしにくいもの。
まずは、夫婦別姓にする4つのメリットをお伝えしますね。
- 仕事に影響が出にくい
- クレジットカード、免許証など変更手続きが必要なくなる
- 自分ではなくなるような、もやもやを感じにくい
- 「嫁いだ身なんだから…」という妙な遠慮がなくなる
個人的に、さまざまな変更の手続きがなくなるのは、なかなか魅力的!
苗字を変えるとなれば、免許証や銀行通帳など、
生活に関わる大切なツールの名義は、ほとんど変更しなければなりません。
私はすべて完了するまでに1年以上かかったので、負担がなくなるのであればぐっと助かりますね。
また、なじみのある姓を名乗りつづけられると、
過去の自分を否定せずにありのままでいられるような気持ちになります。
ですが、夫婦別姓の選択をしないカップルが多いのは、デメリットも気になるから。
なにがネックになるのか、次で確認してみましょう!
夫婦別姓にすると戸惑うこと
夫婦別姓にする場合の主なデメリットは、下記の4つ。
- 周囲から結婚を認めてもらいにくい
- 子どもが両方の姓を名乗れない
- 親族から理解されにくい
- 公的なサービスを受けにくい
「夫婦別姓」の詳細についてよくわからないイメージがあるせいか、
周囲から結婚を認めてもらいにくいです。
そもそも、公的なサービスを受ける場合にハードルがいくつかあるのです。
一例として、
- 所得税の配偶者控除・医療費控除の合算ができない
- 救急で病院に運ばれたとき付き添っても夫婦の証明をしにくい
などがあります。
また、子どもが生まれた場合、
子どもにかかわる影響があるかもしれないポイントも注意したいところ。
もちろん、考え方はさまざまなので悪い影響ばかりではありません。
ですが「こんな問題が出てくるの?」と、あとから焦らないために、
デメリットを知ったうえで夫婦別姓を選択したいですね!
夫婦別姓はメリットが多い!ただ判断は慎重にしよう
夫婦別姓には、メリットも多いです。
正直、私も苗字を変更するときには悩みました。
なので「できるなら夫婦別姓にしたかった…!」という気持ちが
自分にまったくなかったわけではありません。
ただ、ものごとには良い面もあれば戸惑う面もあるもの。
デメリットを理解して、自分が納得できる選択をしてくださいね。
この記事の著者
佐藤 ひづき
10年以上の歯科助手歴をもつ、Webライター。
歯科クリニック勤務時代に婚活・街コン参加し、さまざまな恋愛経験をする。
自身が恋愛下手で、友人の花嫁姿を涙をのんで何度も見送った過去から、
婚活を楽しむ女性を応援する記事を執筆中。