こんにちは!結婚相談所を経営している金井檀です。
私が婚活のお仕事をしていく中での気づきをお伝えさせていただきます。
何気に会話の中で相手に対して非常に失礼な言葉を使っていませんか?
この言葉でお互いの信頼関係を失い、口論となる「きっかけ」になる事例をご紹介いたします。
私の実体験でもあります。是非ご自身に置き換えて見て頂ければ幸いでございます。
■~っていうか
つい最近、私が感じたこと。
「っていうか、いつもどんなお仕事をされているのですか?」
私が何か質問したりすると「っていうか」という言葉を頻繁に使う女性で、私の意見を否定されているような感覚に陥りました。おそらく本人は口癖なのか、大して気にしてないご様子で否定もしていないのですが、とても品のない言葉だと私は感じました。
まずこの言葉を使う人は、言葉知らず、幼稚で甘えん坊、利己的なイメージを抱かせるので要注意。
【解決法】
では、「っていうか」の代わりにどのような言葉が適切でお相手に不愉快な思いをさせないで済むのか?
まずは「なるほど」「私も同じ考えです」「そういうご意見をお持ちなのですね」など、
まずは肯定の言葉を使い、そして自分の意見を述べるとそのあとのコミュニケーションも円滑に進むでしょう。
■暇があったら(連絡する、また会いましょう)
恥ずかしながら私も以前使っていた言葉です。以前ある交際女性から指摘されて学んだことですが、この「暇」という言葉は、そのお相手には時間を取る価値がないと捉えられる可能性があるので要注意。
私がその時彼女から言われた言葉は、『暇な時しか相手にされないの??』という言葉でした。確かに言われて初めて気づかされた記憶があります。
【解決法】
では、「暇があったら」の代わりにどのような言葉が適切なのか?
私はそのお相手と楽しい時間を過ごした後は、
「今日は楽しかったです。お時間を調整してまた連絡します。」
「貴重なお時間をありがとう、また是非お会いしましょう」の方がスマートな言い方でしょう。
■~でいいです。
例えば一緒にお食事をするケースでメニューを選ぶときに
「う~ん、コーヒーでいいです」や「今日は焼肉でいいです」みたいに『~でいいです』は細かいようですが、他に選ぶものがないから、仕方なく妥協するというイメージで感じられ不愉快に思われる場合があるので要注意です。
実は私もこの言葉で使って失敗をしたことがあります^^;
【解決法】
「コーヒーをお願いします』や『今日は焼肉がいいです』の方が自然体で素直なニュアンスが伺えます。
たった一文字の 「で」 を 「が」 に変えるだけでガラッと相手に伝わる雰囲気も変わります。
■どちらでもいいです。
例えばお見合いなどでお食事をするケースが時々あります。
その際に男性から『何が食べたい』と聞かれた場合『なんでもいいです!』や何かを一緒に選ぶ際に『どちらでもいいです』が一番男性にとって接しにくいと言われます。
まず自分の意見や思いが伝わらない。何を考えているのか?わからない女性はモテません。
【解決法】
こういう時は、「うわぁ!どちらも素敵で迷ってしまいますね」や食べ物もまずは何か食べたいものを言ってくれた方が男性はエスコートしやすく好印象を持ちます。
気を遣うのも大切ですが、意思表示はハッキリ伝えましょう。
■今日は素敵ですね。
「今日は」や「昔は」など過去を連想される言い方は気を付けなければなりません。
今日は、なんて言葉は「いつも素敵なじゃない」捉え方に聞こえがちです。
【解決法】
「今日もきれいですね、(カッコイイ)」や「いつにも増して今日も素敵ですね」など過去~現在に至って褒めてあげる、認めてあげる(誉め言葉)ことが必要です。
■いつもと雰囲気が違いますね。
この言葉、一見マイナスじゃなさそうですが、実は結構誤解を招く表現だと、今までの経験上感じます。
聞いたほうとしては『どう変わったの??』と気になって仕方ありません。
『もしかして太ったのか?老けたのか?髪が薄くなったのか?』
マイナスなイメージに考えられやすい誤解を招く表現だと認識しましょう。
【解決法】
こういうときは具体的にどこが変わったのか?もちろんプラス思考の言い方が必要です。
例えば人間については
「髪を切られたのですか?とても若々しく素敵ですね」
「髪染められましたか?とても雰囲気が明るく、お似合いですね」
インテリアやモノに関しては、
「広く開放感がありますね」、「高級感がありエレガントですね」など具体的に伝えてあげると誤解もなくスムーズにコミュニケーションもうまくいきます。
あと余談ですが男性に対して「弱い、小さい、頼りない」、女性に対して「大きい、でかい、太い、たくましい」などといった言葉は厳禁です。
言葉一つで相手に違った捉え方をされ、誤解を招く原因となってしまいます。
そんなつもりでは言ってないにしろ、損をするのはあなたです。
その言葉を自分が言われたらどう思うか?を常に考えましょう!
この記事の著者
金井 檀(かない だん)
DAN STYLE 株式会社 代表取締役社長。結婚相談所『BRIDAL KANAI』を運営。
結婚相談所では16年の経験があり、これまでに160組以上の成婚数実績(2018年10月現在)を持つ。
お相手を探すだけでなく「選ばれる自分」になれるためのコンサルティングも行い、クライアントから高い評価を得ている。
■BRIDAL KANAI公式サイト:http://www.bridal-kanai.com/