こんにちは!みなさん、街コンや恋活・婚活パーティーに勤しんでいますか?
前回結婚への第一歩として恋活パーティーに参加した私ですが、明確な結婚のイメージがわかず
出会いの場から足が遠のいて、家と職場の往復に逆戻り。
これじゃ駄目だ!と婚活がテーマになっている映画「美人が婚活してみたら」を鑑賞してきましたのでレビューします。
■あらすじ
「あ…死にたい…」
無気力感に襲われる、タカコ32歳。
不毛な恋愛に疲れ果てた自身を振り返った結果、結婚を決意し婚活を始めます。
しかし、すんなり進むわけもなく…。
親友で既婚のケイコとのやりとりや個性豊かな男性とのエピソードを交え
恋愛とは?結婚とは?そして幸せとは…自分の人生をどのように過ごすのかをタカコは考えるようになります。
原作は、Vコミで連載中の同名の漫画です。
概要を読んで、心が痛くなりました。
20代では気にならなかった将来や現状に、30代から少しずつ躓くことが多くなり
焦るけれども空回りしてしまう…身に覚えがあり過ぎる!!
■出演者は?
主人公タカコを同年代の黒川芽以演じ、親友ケイコ役に臼田あさ美。
お相手の男性役に「半分、青い。」の中村倫也や「おっさんずラブ」の田中圭。
その他、個性派俳優が揃い踏みです。
監督の大九明子は、芸人を目指した後に製作者サイドへ転身。
脚本のじろうは現役の芸人ということもあり、
原作に近いユーモア溢れる作風を再現してくれるのでは?
と期待しながら、いざ映画館へ出発です!
■感想
女性視点の婚活映画ということもあり
映画館には女性が多かったです。男性や夫婦も少ないですがいらっしゃいました。
一番印象に残ったのは、美人だから婚活がスムーズに進むわけではないというところ。
作中で「美人は高嶺の花。モテる人や既婚者からすると火遊びをしてみたい相手」
という話があり、美人だから有利という訳ではなく、結婚を望む上では障害にもなるようです。
容姿は重要ですが、特化するとマイナスになるのか…と婚活の難しさを改めて感じました。
他には、タカコが婚活を応援している親友ケイコと結婚観について対立するシーンで
既婚のケイコは自身の結婚生活でのストレスから、結婚生活はそんなに甘くない
仕事をして相手がいて楽しければ、結婚をしなくても幸せな人生なのではないか?と
結婚することが目的になっているタカコに苛立ちます。
相手がいる安心感はありますが、育ってきた環境も思考も違う二人の共同生活。
結婚は幸せで楽しいだけではない。
「夫婦生活とは…忍耐」というケイコの言葉を胸に刻み付けようと思いました。
話の流れは原作と殆ど一緒でしたが、ラストは予想外でした。
原作はまだ続いていますし、個人的に映画の続編が観てみたくなるような終わり方でした。
最後に、映画では尺が足りずに省かれたエピソードが沢山あります。
映画は2巻の結婚相談所に入る前まででした。
原作もぜひ目を通してみてください!
現在、3巻まで発行されています。
■まとめ
30代女子の息苦しさを凝縮した作品でしたが、心ときめくエピソードもありました。
失敗を恐れ過ぎても始まりません!
まずは、街コンまとめでどんなイベントがあるのかチェック始めるところから。
自分らしさを見失わないように「これでいいの?」と問いかけつつ、
私もタカコに後れを取らないよう頑張ります!!
この記事の著者
石村ゆい
どこにでも居そうなアラサー女子。
ひとりは気楽だけれど、寂しくなる瞬間ってありませんか。
街コンや恋活・婚活パーティーに関する記事を中心に書いていきます。